2026年7月27日
高校野球を見ていると…
「県外から選手が多く来ている高校よりも、地元出身の選手が多い高校を応援したい」という声を耳にすることがある。
もちろん、地元の選手たちが頑張る姿を応援したいという気持ちは、よく分かるが、
私は少し違う見方もできるのではないかと思っている。
人口減少が進む今、他の県から自分の意思でその地域や学校を選び、そこで学び、仲間と一緒に汗を流す。そんな若者が増えることは、その地域にとって決して悪いことではないと思う。
私自身、大学を卒業してアナウンサーとして最初に就職したのは、縁もゆかりもない地域だった。
右も左も分からない土地で働き始め、そこで多くの人と出会い、仕事を覚え、30年近くアナウンサーを続けてきた。
だからこそ、県外からその土地にやって来る人の気持ちは、少し分かるつもり。
最初は「県外から来た人」かもしれない。
でも、同じ学校で学び、同じ釜の飯を食べ、同じ目標に向かって仲間と汗を流す。
そうなれば、もう「外から来た人」ではなく、
その地域を担う「仲間」の一人なのではないだろうか。
高校野球をきっかけに、その地域を好きになり、卒業後もその土地と関わり続ける。
そんな「関係人口」が増えていくことは、人口減少の時代だからこそ、とても大切なことだと思う。
地元出身か、県外出身か。
そんな線引きではなく、「この地域を選んでくれた」という視点で高校野球を見てみる。
それも、これからの時代の高校野球の楽しみ方の一つなのではないだろうか。
山陰代表は立正大淞南と鳥取城北!
ガンバレ!!